建て替え前の“仮住まい”どうする? 解体工事のプロが教える準備のコツ
かいたいコラム
※弊社コラムに記載の価格は執筆当時のものであり、現在の価格とは異なる場合があります。
建て替えは、住まいが新しく、より快適になる楽しみがありますが、そこに至るまでの準備は大変。その1つが、仮住まい探しや2回にわたる引っ越しです。建て替え工事の計画とともに、引っ越しの計画や準備も行わなくてはなりません。
できるだけスムーズにこれらを進めるため、今回は仮住まいの探し方やそのスケジュール、費用等について説明します。
東京都・埼玉県・神奈川県・千葉県にお住まいの方で、「建て替えしたいけれど、古い家の解体工事はどこに依頼する?」とお悩みの方。どうぞ、マトイにお声掛けください。建て替えの流れとともに、解体工事のお見積り等のご相談に対応させていただきます。
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仮住まいの物件探し、こんな点が難しい
建て替えや大規模修繕の際の仮住まいは、多くの場合半年から1年程度の短期間の住まいになります。
自分たちの希望に合った仮住まいを探すことはもちろんですが、この期間があって仮住まい探しに苦労するケースは多くみられます。その理由は次に挙げるようなことです。
○短期間の賃貸物件は少ない。
これまでに賃貸物件で住み替えをした経験がある人はお判りでしょうが、賃貸物件はだいたい2年契約が基本です。
貸主は、入居者が入れ替わるたびに原状回復工事をしたり、次の借主を探すための広告掲載をしたりします。その経費がかかるため、1年未満の賃貸契約だと貸主にとって利益につながりにくいことから、短期入居の希望者を受け入れる物件は少なくなります。
○ペットも一緒に入居できる賃貸物件はさらに少ない。
さらにペットも一緒に入居するとなると、仮住まい探しの難しさは高まります。
最近では「ペット可」といった物件は、以前に比較すると増加傾向です。それでも、犬や猫など種類が限定されていたり、犬でも「小型犬に限る」という条件が付いたりします。
ペットがいる場合は、通常よりも早めに仮住まい探しを始める必要があります。
○マンスリーマンションなどの家具・家電付き賃貸は単身者向け。
仮住まいとして便利に使えそうなのは、マンスリーマンションのように家具や家電が付いている物件です。これを利用できれば、家にある家具・家電、衣類などの多くは貸倉庫のようなところに預けることができます。
しかし、そういった便利な物件の多くは、単身赴任や長期出張者などの単身者に向けて造られています。そのため1Rや1Kといった間取りが多く、当座の衣類や最低限必要な生活用品を運び込むだけでいっぱいになってしまいます。
○検討物件として築古物件などの悪条件の物件も。
短期間限定で借りられる物件が少ないなか、ある程度の悪条件も許容範囲に入れざるを得ない状況も出てきます。
筆者の場合は「もう解体予定だから、ペットがいてもいいですよ」という物件に仮住まいしたことがありました。その物件の間取りや周辺環境は申し分ありません。しかし、かなりの築古。入居に際しての室内クリーニングは当然なし。雨が降ると壁にシミが浮き上がってくる……そんな家でした。それでも2頭の愛犬を連れての仮住まいとして、新居完成まで生活しました。
仮住まい探しでは、かなりの悪条件でも、家族構成等によっては最適と判断するケースもあります。
家族構成などによって仮住まい探しの難しさは変わってきますが、なにを最優先するかを決めて取捨選択していくことが必要ですね。
建て替え時の“仮住まい”探しから新居引っ越しまでのプロセス
例えば、建て替え新築をする場合、仮住まい探しを含めてどのような流れで、どのようなことをする必要があるでしょうか? その概ねの流れは次のとおりです。
ステップ1 建て替えの計画とともに仮住まいについて検討を開始。
ステップ2 解体業者・建築業者の選定を進めながら、仮住まい探しと契約。
ステップ3 旧宅内の不用品処分を行いながら、仮住まいへの引っ越し。
ステップ4 旧宅の解体工事開始。
ステップ5 解体工事終了に続いて新築工事開始。
ステップ6 新居完了と引っ越し。
ステップ7 新居へ引っ越して生活開始。
こちらのコラムでも、建て替えの際の流れや注意事項などについて細かく説明しています。併せて参考になさってください。
建て替えスケジュールの確認と仮住まい探しの検討項目
初めに行うこととして、建て替えのスケジュールと仮住まいの条件を検討します。
ここで決めておくスケジュールは施主様とそのご家族の希望であり、業者を選定して詳細の打ち合わせの段階で、具体的なスケジュールを確定することになります。この段階で決めておくこととしては、次のようなことがあります。
・新築住宅に関する希望。
・業者の選定から建物の解体~完成までのスケジュール。
・仮住まい探しについて建て替えを担当する業者に委託するか、別の不動産業者に依頼するか。
・仮住まいをする期間の目安。(通常6~10か月程度)
・仮住まいの地域、マンションタイプや一戸建てタイプといった仮住まいの種類、広さ、間取り、職場までの通勤時間、ご家族に学童・学生がいたら学区等の通学時間や通学距離等の具体的条件。
仮住まい契約にあたっての確認事項
仮住まい探しについては、不動産業者、建て替えを行う業者、仮住まい専門業者など、複数の業者に相談し、できるだけ多くの情報を得るようにしましょう。仮住まいの交渉や契約では、次のことを確認します。
・短期契約が可能か、更新の可否、違約金などについて。
・敷金、礼金、仲介手数料などの初期費用を確認し、準備。
・状況に応じてトランクルームや倉庫など、仮住まいには持ち込めないものを保管しておく場所を確保。
・この時点から、引っ越しに向けて家のなかの不用品の処分を始めておくと、引っ越し作業が楽。
仮住まいへの引っ越し
仮住まいが決定したら、引っ越し時期に合わせて荷物をまとめて工事着工前に引っ越します。このとき、建て替えの場合は引っ越しが2回になることを意識し、日常的に使わないものなどは、引っ越し先では段ボール箱にはいた状態のままおいておくと、2回目の引っ越しのときに楽です。
なお、引っ越しに際しては次のことを確認します。
・引っ越し業者の見積りと手配。
・電気、ガス、水道、通信などのライフラインの旧宅の停止と、仮住まいでの開始の連絡。
・郵便物の転送届。
・必要に応じて住民票の移動。
・引っ越しと建て替え工事の挨拶回り。
仮住まいの引っ越しでは、不用品の処分も同時に行うことが、2度目の引っ越しや新居での快適さにつながります。こちらのコラムでは解体工事の際の家具をはじめとした不用品の処分について説明しています。どうぞ参考になさってください。
旧宅の解体と新居建築中に行うこと
この段階になると仮住まいでの生活が始まって、次に挙げるような解体工事や新築工事の着工に向けた行動が主になります。
・解体工事の立ち合い。
・地盤調査、地盤改良工事。
・建築確認申請、工事着工。
・工事中、工事の進捗確認と適宜業者との打ち合わせ。
新居完成と引っ越し準備
新居が完成したら、いよいよ仮住まいから新居へと引っ越しをします。この段階で施主様が行うことは次のようなことです。
・竣工検査と引き渡し。
・新居の火災保険加入。
・家具や家電類の搬入準備。
・仮住まいからの引っ越し手配。
・仮住まいの退去手続き。
・ライフラインの開通手続き。
・近隣の方々への挨拶。
・住民票を移動していた場合は、再び住民票を移す。
仮住まい探しのポイント
仮住まい探し、および仮住まいへの引っ越しは、業者の選定や家の解体工事等と並行しながら行うために、とても大変で混乱することもあるかもしれません。
そこで、仮住まい探しに関して、とくに押さえておきたいポイントをお伝えします。
“仮住まい”を探し始めるタイミング
建て替え業者の選定や打ち合わせなどと並行しながら進める仮住まい探しですが、そんななかだからこそ余裕をもって進めたいものです。そのためには、できるだけ早い時期から情報を集め、候補を見つけておきましょう。
ただし、あまりにも早い時期から抑えておこうとすると賃料が発生しますので、注意が必要です。傾向として、およそ着工の2か月前から探し始めている方々が多いようです。
“仮住まい”探しで見過ごしがちな点
仮住まいに際して家賃がかかるのは当然ですが、敷金や礼金も発生します。また不動産業者や仮住まい専門業者を介して仮住まいを見つけた際などは、仲介手数料も発生します。
ケースによっては、仮住まい期間の家賃を入居時に一括で支払いを求められることも稀にあるようです。契約前に支払い形式や期間設定などをしっかり確認しておきましょう。
自分たちに合った“仮住まい”を探すポイント
仮住まいの難しさは冒頭で説明したとおりです。
とはいえ、希望通りの仮住まいを見つけられないわけではありません。
前向き、かつ積極的にそれぞれの希望に沿った仮住まいを探すためのポイントを説明します。妥協しないで、自分たちの希望条件を明確にもって物件を探しましょう。
家族人数や荷物の量を考慮した広さで
仮住まい探しは、最初から妥協しがちな傾向があります。
「窮屈でも数か月の我慢だから……」なんて思わないでください。一人暮らしならそれも許せますが、家族がいたらちょっと大変です。また、その妥協が予定外の出費を増やしてしまうことになるかもしれません。
ポイントは「狭めの物件よりも、広めの物件を選ぶ」です。
というのは、次のようなことが起こりかねません。
・引っ越してみたら思っていた以上に荷物が入りきらず、倉庫を借りることになってしまった。
・子どもを同室にしたら、大学生と高校受験を控えた中学生との生活パターンの違いから喧嘩が絶えなくなった。
・ペット可を優先して物件を決めたが、実際に生活すると通勤が大変で、残業時などビジネスホテルを利用することが多くなった。
このような家族間のいざこざ、レンタルの倉庫費用、残業時などのビジネスホテル代などで予定外の出費がかさむことがあります。そうであれば、もう1部屋増やした間取りの物件にしたり、倉庫になるような物件を職場に近い場所で借りたりして、残業時はそこを利用する方が経済的なことがあります。
業者の付帯サービスを積極的に利用
解体業者や大手ハウスメーカーや建設業者などは、付帯サービスとして仮住まいの紹介や引っ越し業者と連携した付帯サービスを提供している業者があります。
大手ハウスメーカーで不動産部門を併設しているような会社であれば、仮住まいの物件の相談もしやすいかもしれません。
また引っ越し業者のなかには、建て替え期間中に荷物を預かってくれるサービスを提供している業者もあります。引っ越し料金は高めになっても、レンタル倉庫を借りたり、荷物のために広い物件や別の物件を借りたりしなくて済むことは、大きなメリットです。
解体業者も引っ越し業者と提携してサービスを提供しているところもあります。
マトイでは、解体工事を契約した施主様が引っ越しされる場合、提携の引っ越し業者のご紹介はもちろん、不用品等の無料処分などをご提供しており、毎回、ご利用になられた方から喜ばれています。
こうした利用可能なサービスを確認し、積極的に利用することで、仮住まい探しも引っ越しも効率よく行えることができます。
マトイでは引っ越し業者の方とも連携をしながら、施主様の解体工事やそれに伴うお引越しなどがスムーズに、そしてご負担も少なく進めるためのサービスをご提供しています。東京都・埼玉県・神奈川県・千葉県で解体工事をご検討中の皆様、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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“仮住まい”探しの窓口
仮住まい探しでは、希望条件に合った物件情報をどれだけ集められるかも大切です。
そのためには、いろいろな情報の窓口となるチャネルを利用することがポイントになります。それには、次のようなものがあります。
・建て替えを担当するハウスメーカーや工務店から物件を紹介してもらう。
すでに説明しているように、契約しているハウスメーカーや工務店のなかには不動産部門をもつところがありますので、そこから紹介してもらうことができます。
また、そこまで大規模の業者でなくても、地元で長年事業を行っている工務店のようなところでは、地元のネットワークが密で多くの情報をもっているので、それを駆使して紹介してもらうことも可能です。
・仮住まいの地として希望する地域の不動産業者を利用する。
多くの人が、建て替え現場の近所での仮住まいを希望します。
そんなとき、地元の不動産業者を尋ねてみるといいでしょう。インターネット上にはない、地元ならではの物件情報が得られることがあります。
これは個人的経験ですが、我が家の建て替えの際、室内飼いの中型犬2頭を連れての仮住まい探しは難航していました。そんなとき“ダメもと”で少し離れた地域の不動産業者に聞いてみたところ、「解体予定でもう人に貸すつもりはない」という物件を紹介してもらうことができました。
一見、偏屈そうな不動産屋のご主人は、「どうせ解体するんだから、犬たちが柱をかじっても大丈夫だよ。大家には話しておく」と言ってくれたのです。
このように、インターネット上にも、不動産業者の店頭にも掲示されていない、隠れた物件が見つかるチャンスが町の不動産業者にはあります。
・賃貸サイトを使って広く情報を検索
インターネット上の賃貸サイトも有効なツールです。希望条件に合う物件情報を効率よく検索できます。そのうえで、各物件の担当窓口に問い合わせることになります。希望の物件を見つけることができます。
・仮住まい専門の仲介業者に相談
仮住まい専門の仲介業者は、仮住まい探し、内覧や契約のサポート、引っ越し時のライフライン等の手配、退居のサポートまでをトータルで支援してくれます。そのため、家賃や仲介手数料・補償料との費用が高くなる傾向にあります。さらにサービスのなかにはオプション料金が請求されるものがあるなど、業者によって対応内容に違いがあるため、これらの点を確認してから利用する必要があります。
“仮住まい”の種類と費用の目安
仮住まいとして利用可能な物件には以下のようなものがあります。それぞれの特徴を理解し、借り手の状況や条件と照らし合わせて選択することが大切です。
ホテル
ホテルでの仮住まいは、家族や長期間の利用物件としては難しさがありますが、単身者や短期間であれば便利です。
【メリット】
・他の賃貸物件と異なり、審査や契約および初期費用がかからない。
・家具を運び込む必要もなく、着替えなど最低限必要となる身の回りの物を持ち込むだけで生活できる。
・滞在中に自分で掃除する必要もない。
・滞在中の公共料金等の支払いが生じない。
【デメリット】
・他の仮住まい物件よりも費用が高くなる傾向。
・自身で炊事や洗濯することも難しいことから、外食や洗濯代などの費用が発生する。
・家財道具類は倉庫などに預けることになるので、その費用も必要になる。
・居住スペースとなるホテルの部屋は、原則として短期間の滞在を想定。そのため狭い部屋が中心となり、家族での長期利用には不向き。
【ホテルの費用の目安】
・滞在費 約10万円~/月
・必要となるその他の費用 倉庫の利用料金、外食費、洗濯費
賃貸物件(アパート、マンション、一軒家)
居住が本来の目的として建てられているアパート・マンション・一軒家は、家族で長期間の仮住まいに適しています。
【メリット】
・アパート、マンション、一軒家と形態も豊富で物件数が多く、間取りや広さなどの選択肢が広い。
・その分、条件に合った物件を選びやすく、暮らしやすい。
【デメリット】
・家賃や敷金・礼金・不動産仲介料など初期費用に加え、公共料金の支払いが発生し、費用が高くなりがち。
・契約期間によって短期違約金が発生する可能性がある。
【賃貸物件の費用の目安】
・家賃 約16万円~/月
・敷金/礼金(それぞれ家賃の1か月分) 約32万円~
・仲介手数料(およそ家賃の1か月分) 約16万円~
・補償料/他の初期費用 約3万円~
ウィークリーマンション
これは短期賃貸マンションともいい、賃貸マンションを1週間単位で借りられる物件をいいます。
【メリット】
・他の賃貸物件よりも、契約が簡単。
・多くの物件で、敷金、礼金、仲介手数料が基本的に不要。
・自炊・洗濯が自由にでき、ホテルよりも自宅のように過ごせる。
【デメリット】
・入居審査が緩やかなことから、さまざまな理由で入居していて生活スタイルも多様。そのため、トラブルが起こることがある。
・単身者向けの物件が多く、選択肢の幅が狭い。
・延泊ができるとは限らず、工期が延びた場合には他の物件に移る可能性がある。
・初期費用が安い反面、家賃設定が高い場合もある。
【ウィークリーマンションの費用の目安】
・家賃(2K) 約15万円~/月
・水道、光熱費 約1.5万円~/月
・清掃費 約1万円~/月
・管理費 約5万円~/月
工務店が用意している仮住まい用の住宅
契約した工務店やハウスメーカーによっては、仮住まいとしての住宅を用意している場合があります。
【メリット】
・敷金礼金がなく、初期費用が抑えられる。
・他の賃貸物件のように短期違約金が発生しない。
・炊事・洗濯等ができるために、自宅のように暮らせる。
・他のケースよりも、種々の条件に対して比較的柔軟に対応してもらえる。
【デメリット】
・すでに用意されているものを利用するため、選択肢の幅がほとんどない。
・多くの場合、用意している物件の数に限りがあるため、必ず空きがあるとは限らず、利用できない場合もある。
【工務店が用意している仮住まいの費用の目安】
それぞれの業者によって費用が異なるため、契約時に確認してください。
仮住まいの選択肢として加えておきたいUR賃貸住宅
実はUR賃貸住宅も短期入居が可能です。仮住まいの選択肢として加えておきたい1つです。
【メリット】
・礼金や手数料がかからない。敷金は2か月分。
・部屋は賃貸マンションと同様の広さ。
【デメリット】
・敷金が2か月分と高め。
・人気物件で空きが少ない。
【UR賃貸住宅の費用の目安】
・家賃(2DK) 8万円~/月
・管理費 3,000円~/月
引っ越しで痛い思いをしないために知っておきたい、よくあるミス
自宅の建て替えや大改修時、施主として行うことや配慮すべきことはたくさんあります。そのため、できるだけスムーズに進めていきたいものです。そのためには、経験者がどのようなところで失敗をしているかを、知っておくことが大切です。
・荷物の仕分けができていなかった!
適切に荷物を仕分けることは、円滑な引っ越しやその後の生活をスムーズに送るために重要です。
仮住まいを挟んで2回にわたる引っ越しでは、多くの場合、仮住まいに収まりきらない物や当座の生活に必要のない物はトランクルームに預けます。
この分類が行われていなかったり、正確に荷物に表記や引っ越し業者に指示がしっかり行われていなかったりして、トランクルームに預けるものが仮住まい先に運ばれてしまったということがあります。
運び先が分かれる場合はそれに応じた荷物の分類、表記、引っ越し業者への指示が必要です。そして仮住まい先には、できるだけ必要最低限の生活用品だけを運び込むようにしましょう。
・引っ越し業者の予約が取れていなった!
建て替え時などの引っ越しは、旧居から仮住まい、仮住まいから新居の2回になります。
1回目の予約をとる段階で、2回目の予約も入れておきます。最初の段階で2回目の引っ越し予約も入れておいたから大丈夫……と安心していたところ、その2週間前に確認の連絡を入れたら予約の確定がされてなかったということがありました。しかも繁忙期に入っていたために希望の日に引っ越しができなかったのです。
このように2回目の引っ越し日程は不確定です。そのため初めの引っ越しのときに2回目の依頼を引っ越し業者に行っても、仮予約のような状態です。ですから新居の完成日程の目安がつきはじめたら2回目の引っ越し日程の予約を入れるようにしましょう。
・仮住まいの契約期間が短すぎた。
仮住まいについては、短期の賃貸契約を交わすことになります。このとき賃貸期間も決めて契約をするのですが、なんらかの理由で新居の完成が遅れることがあります。その場合、再契約や契約期間の延長交渉が必要になることも。
こういった手間がかからないように、仮住まいの契約期間は完工予定日より1か月程度の余裕をもった期間で契約するようにしましょう。
・住所変更や郵便物転送の手続きを忘れていた。
仮住まいに引っ越してしばらくして郵便物が届いていないことから郵便物の転送手続きを忘れていたことに気づいた、といった例もあります。
重要な書類や連絡が郵便で届くことがあります。転送手続きをしないままでいるときちんと手元に届かなかったり、必要な手続きの期間が遅れたりしかねません。郵便の転送手続きはもちろん、勤務先や学校、銀行などへの住所変更連絡も行いましょう。
まとめ
仮住まい探しは、すぐに条件に合った物件に出会って契約できることは少ないようです。それに加えて、旧宅から仮住まい、仮住まいから新居の2回もの引っ越しをしなくてはならず、施主様ご一家にとってはかなりの負担です。
そんな重労働を、できるだけ効率よく行うために、今回のコラムがお役に立てばうれしいです。
なお、本文でも触れているように、マトイでは引っ越し業者とも連携をとっています。新築・改築のための解体工事で、仮住まいへの引っ越しなどが必要な際はご相談ください。また、その際の不用品の回収をはじめとした、施主様のご負担を軽くできるサービスもご提供しています。
東京都・埼玉県・神奈川県・千葉県で解体工事や新築・改築等をご検討中の方は、お気軽にマトイにお問い合わせください。
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記事の監修
株式会社マトイ 営業担当菅野
株式会社マトイ営業部の菅野です。コラムの監修をしております。
実際に仕事の中で経験したこと、調べてより勉強になったこと、両方を読んでくださる皆さまと共有できたらと思っています。
解体は初めてのご経験という方、とても多いのではないでしょうか。
ご不明な点やご要望、疑問に思われていることはございませんか。
どんな些細なことでも丁寧にお答えいたします。お気軽にお問い合せください。
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