解体工事で事故が起きたら? 損害賠償保険で家も自分も守る方法
かいたいコラム
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解体工事では、作業の特性上、思わぬトラブルや事故が起こる可能性があります。しかし、工事は慎重に進められるため、しっかり対策をすれば安心して任せることができます。
そんな作業において現場周辺の家屋や人々を守る仕組みが「損害賠償保険」です。
今回は、施主様が安心して解体工事を任せられるための損害賠償保険について説明します。
マトイでは東京都・埼玉県・神奈川県・千葉県で解体工事やリフォーム工事の事業を行っています。解体工事等のご相談については、現地調査を行ったうえでご提案およびお見積り書をご提示しています。そのため、皆様には安心してご依頼いただいています。
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解体工事で使われる「損害賠償保険」とは?
解体工事における「損害賠償保険」とは、工事中に発生した損害を補償するための保険です。
建築物等を解体していく解体工事では、重機を使用したり、大きな廃材を運搬したりといった作業の特殊性から、解体範囲以外の場所や隣家に何らかの損害を及ぼす可能性があります。そのため、周囲の環境にも気を配りながら作業を進めています。
それでも事故や損害を与えてしまう可能性はゼロではありません。そんな時に備えるために、解体業者が加入しているのが損害賠償保険です。多くの解体業者は、工事を請け負う際に必ず加入しています。それによって万が一のことが起きた場合でも、施主様が大きな負担を背負わずに済むようになります。
業者が加入する損害賠償保険でカバーできるおもな内容
損害賠償保険は、工事中のアクシデントによる第三者に対する偶発的な“万が一の損害”を補償するものです。その補償内容のおもなものをご紹介します。
解体工事では、現場周辺の建物や隣家等に少なからず影響を与えてしまいます。その際のトラブル回避について、こちらのコラムでも説明していますので、参考になさってください。
隣家や周囲の建物等への損害
解体工事では重機を使用します。小型のものであってもそれなりの重量があり、搬送時や稼働中には騒音や振動が発生します。また解体作業によって建物を壊すときにも振動や騒音が生じます。こうしたことで周囲の建物に次に挙げるような損害が生じることがあります。
・重機が通る際に隣家の外壁を傷つけた
・工事の振動で隣家の窓ガラスが割れた
・飛散した瓦礫が当たって近くに駐車していた自動車が傷ついた
現場周辺の歩行者や第三者へのケガ
建物のほか、現場周辺を通行する歩行者や何らかの用事をしている人に、工事による瓦礫や飛散物によってケガを負わせてしまう可能性もあります。
解体工事では安全を最優先して、その対策を徹底して行っています。しかし、例えば予期せぬ突風で解体中の瓦礫が飛ばされて、そばを歩いている人に当たってしまうようなことがありえます。そういった人身事故は、損害賠償保険の中心的な補償項目です。
工事に伴う偶発的な事故
あくまでも偶発的に発生した事故で、業者の故意ではなく、過失があったにしてもごく軽微な過失の場合に保障されます。
・重機の油圧ホース破裂で周囲が汚損
・足場が倒れて隣家の塀を破損
・作業中の工具落下による損害
現場内の車両事故
現場内で業者の車両が隣家などの第三者のものを破損させてしまった場合、損害賠償保険で補償できることがあります。例えば、次のようなケースがあります。
・工事車両であるトラックが、現場に入る際に隣家の塀をこすってしまった
・重機が敷地外の車に接触してしまった
地中埋設物の破損
解体工事では少ないものの、水道管など地中にある設備を破損する可能性があります。こういった事態に対しては、事前の調査不足と判断されて補償外の扱いになることが多くみられます。しかし、状況によって保障されることもあります。
・図面にないガス管を破損した
・予見困難な埋設物を損傷
解体工事ではさまざまなリスクがありますが、それを回避するためのポイントの1つに現場周辺の通行者への配慮、および工事車両の出入りの際の配慮があります。こちらのコラムで、その安全を守るための「道路使用許可」や誘導員の配置などを説明しています。
保険料や補償額の目安
では、損害賠償保険の保険料や補償額はどの程度なのでしょうか。
施主の立場の方にしてみると、「保険料の高い保険に加入している業者は、解体費用が高くなる?」と心配になるかもしれません。そんなことはないので、ご安心ください。ただし、「しっかり保険に加入している業者は安全に対する意識が高い」、「安全意識の高い業者程、保険も手厚い」といえます。
契約内容によって異なる保険料や補償額の目安
解体工事における損害賠償保険の保険料や補償額は、私たちが日常の備えとして加入する保険と同じように、契約内容によって異なります。
それでも、一般的な補償額は数千万円以上で設定されていることが多いようです。
住宅地での解体工事では、隣家との距離が短く、またインフラの配線も張り巡らされていることから、ちょっとしたアクシデントであっても損害が大きくなる可能性があるためです。
解体工事を依頼する業者を選ぶ際、損害賠償保険の加入の有無とともに、「どこまで補償されるのか」「どのような条件で保険が使えるのか」の確認が必要です。
業者が損害賠償保険に加入することによる施主のメリット
業者が損害賠償保険に加入していることは、施主の立場としての次のようなメリットがあります。
金銭的リスクの軽減
工事中に想定外の事態が発生した場合、その事態対応のための修理費や復旧費用が高額になることがあります。また、それらの対応のために工期が延長され、その分の人件費が必要になることも。
しかし、保険に加入していれば、こうした想定外の出費を避けることができます。
業者選びの安心材料
保険に加入している業者は、リスク管理ができている証拠でもあります。
業者選びの際に「保険加入の有無」を確認することで、安心して任せられる業者を選びやすくなります。
近隣トラブル時の対策
保険に加入していることは施主にとっても大きな安心材料になりますが、それは近隣の方々にとっても同様です。
解体工事が行われることに対して、近隣の方々も少なからずトラブルを心配します。
それに対し、挨拶回りの際などに「損害賠償保険に加入しているので、何かの際にはそちらで対応できます」といったことを伝えると、近隣の方々にも安心です。
心理的安心感
保険に加入していることは、加入者の安心材料となります。解体工事の損害賠償保険も同様です。業者はもちろん、施主にとっては不安が減少し、安心して工事を見守ることができます。
マトイではお問い合わせやご依頼の段階から完工まで、決まった営業担当者がご対応いたします。
彼らは解体工事の専門知識やそれに関連する建築物石綿含有建材調査員などの資格を有し、解体工事に必要な知識をわかりやすく施主様にお伝えし、ご相談に対応しています。そして「マトイに依頼してよかった!!」と、多くの皆様のお声をいただいております。
どうぞ、お気軽にお声かけください!
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業者が損害賠償保険に加入することによる施主のデメリット
一方、次のようなデメリットがあります。この点を把握して必要な対策を取っておくことで、損害賠償保険のメリットをより生かすことができます。
補償内容理解の負担
人によっては保険加入の有無について、業者に聞きにくく感じる方がいるかもしれません。実際、保険は専門用語が多く使われ、説明を聞いていてもわかりにくいことがあるので、負担に感じるかもしれません。
そんなときも、「損害賠償保険は入っていますか?」、「保険でどんなことがカバーできますか?」と声をかければ、保険に加入している業者はわかりやすく教えてくれます。
補償の抜けに気づけないことも
業者が加入している保険によって、保険でカバーされない部分=補償の抜けがあります。もしも何らかの事態が起こって、その内容が保証されないものであった場合には、その内容によって施主に負担が生じることがあります。それだけに、補償内容の確認が必要です。
とくに多く見られるのは、敷地内の施主自身のものが対象外になることです。これは業者が加入する保険は、基本として隣家や通行人である第三者への損害を補償するものだからです。ただし、業者によっては「建設工事保険」でカバーしている場合もあるので、その確認もしておきましょう。
補償の抜けがあり、その部分の補償が欲しい場合は、施主自身の負担で追加保険に加入することになります。
無事に解体工事を遂行するために重要なことは、希望に応じた工事を誠実かつ安全に行う解体業者を選ぶことです。こちらのコラムで、そのための具体的なポイントについて説明していますので、お読みください。
保険を確認する際のチェックポイント
ここまでに説明してきましたが、損害賠償保険について業者に確認しておくと良いことをまとめると、次の点があります。これらの点を抑えておくと安心です。
・業者が加入している損害賠償保険の種類
・その補償範囲(どこまでカバーされるか)
・補償額の上限
・施主として加入しておいた方がいい追加保険の有無
・事故が起きた場合の連絡フロー
・できれば確認事項を(口頭だけにしない)
施主として知っておきたい保険のポイント
施主にとっての保険は、業者が加入する場合とは少し視点が異なります。ここで、施主として知っておきたい解体工事の際の保険のポイントは、次のとおりです。
・業者の保険は「第三者への損害」を補償するもの
・施主の保険は「自分の財産」を守るもの
・施主は業者の保険には入れない
・リスクの高い現場では、施主側の保険を追加することもある
施主が加入する可能性がある保険は?
リスクの高い現場や、業者が加入している保険とは別の補償を備えたい場合、施主自身によって別の保険に加入する必要があります。
それは業者が加入している損害賠償保険では十分にカバーできない部分を補い、施主自身の財産を守るための保険です。その主なものとしては、次のようなものがあります。
・火災保険の建物・家財補償
解体する予定でないものが、工事期間中の火災によって損害が出た場合の備え
・火災保険の「個人賠償責任特約」
工事による事故とは別に、施主自身の過失で何かが起きた場合の備え
・工事中の建物を守る特約(保険会社による)
倒壊リスクの高い建物の解体工事等に際して、検討されることがある
施主として知っておきたい解体工事のトラブル対策
解体工事は安全に、そして円滑に進めたいものです。損害賠償保険等の加入の有無とともにトラブルを回避する対策のポイントとして、次のことがあります。
トラブルを回避する対策のポイント
施主の立場として、解体工事のトラブルを回避するための対策のポイントとして、次の点を心掛けてください。
・境界や残置物、および解体範囲を明確にする
・保険の補償範囲を確認する
・追加費用の条件を明らかにする
・近隣対応を丁寧に行う
・業者に工期等について無理な要求をしない
・工事中の立ち会いと記録を残す
トラブル発生時の施主の対応
それでもトラブルが発生してしまったとき、その対応に当たって施主として次のことを心掛けてください。
・対応は原則として業者に任せる
施主が勝手に謝罪や対応の約束をすると、逆に混乱を招く可能性があります。窓口を業者に任せることで、一貫性のある対応ができます。
・保険適用の範囲やトラブルの原因を確認する
業者が加入している保険で、どの程度の対応や補償が可能かを施主として知っておく必要があります。またトラブルが施工ミスによるものか、偶発的なものによるものかによって、保険適用が変わります。
・写真や動画で状況を記録
これは、手元にあると後の対応や話し合いなどに役立ちます。
もちろん業者も記録として撮っているのでそのコピーをもらうことも可能ですが、施主自身で撮影して確認したいときもあります。その場合は担当者に伝えて、立ち合い等の際に撮影します。
まとめ
解体工事を安心して進めるために、損害賠償保険は欠かせません。また保険は、いかに安全で責任をもって仕事に臨んでいるかといった、業者の姿勢の表れでもあります。保険があることで、施主自身も含め、工事現場周辺の人たちを守ることができます。
保険は専門知識がないとわかりにくいところがあります。今回説明していることを覚えておき、それを糸口に業者の担当者と話してみてください。必要な知識と理解が広がって、より安全で満足できる工事となるはずです。
マトイは東京都・埼玉県・神奈川県・千葉県で解体工事やリフォーム工事を行っています。もちろん今回のテーマとなっている保険にも加入しています。それは何よりも私たちが行う工事に対する責任を担保するものです。それとともに常に安全を意識し、足場や養生の設置、現場の安全管理、近隣の皆さんへの対応などに細心の配慮を行っています。
「よく働くマトイ」といった私たちのキャッチフレーズは、そんな姿勢を表しています。解体工事は施主となる皆さまが、安心して新たなステップへ進む第一歩です。
私たちマトイは解体工事における皆様のパートナーとして、そのステップを大きく支えます! どうぞ、お気軽にお問い合わせください。
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記事の監修
株式会社マトイ 営業担当菅野
株式会社マトイ営業部の菅野です。コラムの監修をしております。
実際に仕事の中で経験したこと、調べてより勉強になったこと、両方を読んでくださる皆さまと共有できたらと思っています。
解体は初めてのご経験という方、とても多いのではないでしょうか。
ご不明な点やご要望、疑問に思われていることはございませんか。
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