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土蔵の解体費用はなぜ高い? 構造・材質ごとの費用比較と注意点

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※弊社コラムに記載の価格は執筆当時のものであり、現在の価格とは異なる場合があります。

 街を歩いていると、ときどき土蔵を見かけることがあると思います。一見して頑丈そうな造りで、かつてはその家の大切な品々の保管には、欠かせない重要な役割を果たしてきたものでしょう。
 最近では、土蔵の造りの特色を生かして再利用しているケースもあります。しかし、逆に、老朽が進んで危険家屋になりそうな状態のものもあります。そこまで危険ではないものの、役割を終えて解体処分を検討している所有者の方もいらっしゃることでしょう。
 今回は、そんな土蔵の解体や解体費用について取り上げます。

 マトイは東京都・埼玉県・神奈川県・千葉県で解体工事をはじめ各種リフォーム工事、およびそれらに付随したサービスを提供しています。皆様の解体工事のパートナーとして、解体工事等のご検討段階から、お気軽にお声掛けください。
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土蔵の構造・材質の種類と特徴

 現代ではその用途が少なくなり、取り壊しを検討する人も増えている土蔵。日本の伝統的な建築工法を取り入れ、多湿な日本の気候から大切なものを保管する役割を果たしてきました。
 それだけに解体となると、一般的な家屋と同じようにはできません。今回は、土蔵の特殊性とそれらを配慮した解体の流れや費用について説明します。

土蔵とは

 土蔵は家財道具や貴重品を保管するための倉庫として、昔、使われていた日本の伝統的な建築物です。「蔵」ともいいます。

土蔵の種類ごとの特徴

 土蔵には、その構造や用いている材質などによっていくつかの種類があります。

木骨土壁蔵

 木造の骨組みに竹や縄で編んだ下地に土を塗り重ね、漆喰で仕上げます。これはもっとも一般的な土蔵の形です。

井桁土壁蔵

 柱を使わずに、木材を井桁状に組んで壁を構成。その上に土を塗ります。これは中部山地によくみられるものです。

石 蔵

 大谷石や伊豆石などを用いて造られた蔵で、耐火性や耐久性に優れ、重厚な作りになっています。

煉瓦蔵

 土壁の代わりに煉瓦を用いた蔵です。明治以降に洋風建築とともに普及しました。

モルタル蔵

 近代以降に建築した蔵や改修する蔵に、漆喰の代わりにモルタルを使用しています。

土蔵の解体費用の相場

 土蔵の解体費用の相場は、5万円~/坪を目安に考えておくといいでしょう。
 土蔵の解体費用は、その構造や状態、地域、業者によって異なります。また、漆喰や土壁、石やレンガなどの産業廃棄物が多く排出されるため、同じ大きさの木造家屋の解体費用よりもやや高めになると考えておくといいでしょう。
 土壁の厚さや分別の必要性などが費用に影響しますので、業者には現地調査をしっかり行ってもらって見積りを出してもらうことが大切です。
 以下にそれぞれの構造別の解体費用に影響するポイントを説明します。

木骨土壁蔵

 藁、竹、土、漆喰などを用いた木骨土壁蔵の解体は、これらの廃材を手作業で分別する必要があります。また、処分場の受け入れ制限もあることから、手作業にかかる人件費や土蔵が所在する地域の処分場の事情等が変動します。

〇解体費用の相場 5万円~/坪

石 蔵

 石を用いていることから、構造の堅牢さ、廃材の重量、処分により手間がかかります。具体的には、次のような要因が解体費用に影響します。

・石材の重量と処分費用。とくに伊豆石、花崗岩、凝灰岩などは産業廃棄物として処分されるため、その費用が高額になります。
・石材の切断、積み下ろし、分別では、重機の使用はもちろんのこと、手作業も多くなります。
・石材切断時の粉じん対策や近隣への配慮のために、養生費や足場費用が上乗せされることがあります。
・石蔵は他のものよりも基礎が深く造られているため、地中構造物の撤去費用が発生することがあります。

〇解体費用の相場 7万円~/坪

煉瓦蔵

 煉瓦蔵は構造が重厚で、分別処理が難しいことから解体費用が高くなります。具体的な要因として、次のことが挙げられます。

・煉瓦は石と同じように、産業廃棄物扱いとなるため、その処分費用が高額になります。
・煉瓦をモルタルや漆喰で接着しているため、その分離に手間がかかります。
・石蔵と同じように基礎が深いため、その撤去に追加費用が発生する場合があります。
 石蔵と同じような要因が、煉瓦蔵でも費用に影響を与えます。しかし、煉瓦の場合は比較的均一なサイズであるため、解体・分別や石よりもしやすいこと、古煉瓦は売却や再利用ができる場合があることから、石蔵よりも解体費用は抑えられる傾向にあります。

〇解体費用の相場 6万円~/坪

モルタル蔵

 モルタル蔵の解体費用は木骨土壁蔵よりも高めですが、石蔵やレンガ蔵と比較すると同等、もしくはやや安価な傾向にあります。その要因としては次のような点が挙がります。

・モルタル仕上げの外壁は強度が強く、重機での破砕に時間を要します。
・廃材にモルタル・木材・鉄などが混ざっているため、廃材処理費用が高額になります。
・モルタル破砕時に粉じんが多く発生するため、その対策としての養生や足場設置費用がかかります。
・基礎の撤去費用が一般家屋よりも増加します。

〇解体費用の相場 6万円~/坪

 一般的な住宅であっても、大型のビルであっても、土蔵であっても、解体費用を算出する基盤になるのは、「坪単価」です。
 こちらのコラムで坪単価の基礎的な考え方や情報をまとめていますので、費用感をつかむ参考になります。

土蔵の解体費用はなぜ高い? 構造・材質ごとの費用比較と注意点

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解体費用の坪単価について考える

土蔵の解体費用が高額になる理由

 前項で、蔵の種類ごとに解体費用に影響する要因について説明しました。重複しますが、ここで改めて土蔵の解体費用が高額になる理由についてまとめます。

 解体費用の基本となる坪単価をはじめとした費用基準は、業者ごとに異なります。建物の解体の検討を始めたら、どうぞマトイの無料お見積りや無料相談をご利用ください。無料お見積りではしっかり現地調査を行ってご提案させていただきます。
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一般家屋と異なる特殊な構造

 土蔵には、さまざまな種類があることはすでに説明している通りです。いずれも共通することは、壁が厚いことです。
 そして、壁は1種類の材料だけを用いているわけではありません。
 一般的な土蔵では竹で編み組んだ基盤となる部分に藁などを混ぜ込んだ壁土を塗り固めます。
 石蔵は蔵の外壁に石材を釘で固定したり、石材を積み上げたりしてから漆喰で目地を埋めます。煉瓦蔵も煉瓦をさまざまな組み方をしたうえで、漆喰やセメントでレンガ同士を接着します。
 こうした作業によって造られた蔵は、いずれも壁が厚くなっています。そのため解体は、重機だけではなく多くの手作業が必要になります。

廃棄物の分別や処分に手間がかかる

 土蔵の解体ガラには、土・藁・竹・漆喰・モルタル・鉄など、さまざまな建材が細かく入り込んでいます。これらは産業廃棄物の扱いとなり、分別や処分に専門的な対応が求められます。

 ガラ処分のルールやガラリサイクルの流れについて、こちらのコラムで詳しく説明しています。どうぞ、参考になさってください。

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知らないと危険! 解体工事で出る“ガラ”の処分ルールと費用の内訳とは

重厚な屋根構造

 土蔵の多くは「置き屋根式(おきやねしき)」という、伝統的な屋根工法を用いています。これは、屋根は載せているだけで建物本体とは接合しない工法で、断熱や通気性に配慮した構造になっています。
 しかし、解体工事では解体時のバランス管理が難しく、足場や養生の設置も慎重に行わなくてはなりません。

人件費の増加

 土蔵は、それだけが建っているよりも、メインの建物とともにその敷地内の一隅に建っていることが多い傾向にあります。そのため重機が入り込めない狭い場所であったり、周辺地域が住宅密集地であったりすると、重機が使えないことがあります。そうした場合、手壊し作業が多くなり、人件費や作業期間が増大します。

土蔵の解体費用を抑えるポイント

 解体費用は、できれば安く抑えたいとは誰もが思うことです。そのためのポイントをここで説明します。

自分たちで残置物を処分

 一番のポイントといえるのは、土蔵のなかにあるものを自分たちで片付けることです。それによって、かなりの費用を節約できます。
 土蔵のなかには貴重なものや価値のあるものから、考えるまでもなく廃棄処分できるものさまざまなものが収められていることでしょう。最初にそれらを見極めて、処分を進めることが大切です。その進め方として、次のような流れがあります。

〇残しておきたいもののチェック。
〇残しておきたいもの以外、骨とう品や貴重品を専門の買い取り業者に買い取り依頼。
〇その他のものの処分をリサイクル業者に依頼。
〇最後に残ったものは、自治体のゴミ収集サービスを利用して処分。

 このような流れで処分を進めていくことで、効率よく不用品を売却でき、それを解体費用に充てることも可能になります。

 解体工事を前に屋内にあるものの処分を進める際のポイントを、こちらのコラムで詳しく説明しています。どうぞお読みください。

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解体をする際、家の中をどこまで片付けたらいい?

複数の業者から無料見積りをとる

 解体業者はもちろん、買い取り業者なども複数の業者に見積りを依頼しましょう。それは業者によって、費用やサービス内容が異なるためです。また、複数の業者から見積りをとることで、その地域における相場を把握することができます。

 相見積りについて、こちらで詳しく説明しています。併せてお読みください。

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解体時に相見積りをとる際の“どうする?”を解決するために

信頼できる業者を選ぶ

 どのような業者が信頼できるか、その判断の難しいところです。まずは、次の点に注目してみましょう。

・提示価格が極端に安いところ、そして極端に高い業者は避けましょう。手抜き工事や廃棄物の不法投棄などを行ったり、見積り段階であえて必要な内容を含まずに後に追加費用などで高額請求したりする可能性があります。
・提示された見積り内容に、必要な項目が含まれているか、それぞれの単価などが具体的に記載されているかなど、見積り内容を確認してください。
・見積りだけでなく、なんらかの問い合わせ等を行った際の受け答えがしっかりしているか、対応が迅速かなどで、その業者の仕事への姿勢や誠実さが読み取れます。

補助金等を活用…東京都の補助金等の例

 多くの自治体では、老朽化した建物や危険な建物を解体するにあたって、補助金や助成金を設けているところがあります。土蔵も対象となることがありますので、解体する際には事前に補助金等の制度の有無を確認しておきましょう。これを利用することで、解体費用の経済的負担を軽減できます。

東京都における解体に利用可能な補助金等

 東京都の場合、土蔵の解体時に利用可能な補助金等として次のものがあります。解体する土蔵が空き家として認定されるか、およびその他の条件に適合するかによって、申請可能か否かが分かれます。しかし、まずはこれらの補助金について把握しておくことをお勧めします。
 東京都以外でも同様の補助金がある場合がありますので、お住まいの自治体に必ず確認しましょう。

 補助金や助成金を上手に活用するには、まず自分から情報を積極的にとることが大切です。そのための方法を、こちらのコラムで説明していますので、どうぞお読みください。

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補助金等でおトクに建物解体! その利用方法と情報の取り方

★東京都空き家家財整理・解体促進事業

 都内の空き家の放置による近隣トラブルや災害のリスクを減らすために、家財の整理や建物の解体にかかる費用の一部を補助する制度です。

〇対象建物および対象者
 都内に所在する空き家(住居用)で、所有者が東京都の「空き家ワンストップ相談窓口」に相談した人。
〇補助内容
 家財の整理または解体費用の一部を補助。
〇補助率
 消費税を除く解体費用の2分の1。
〇上限額
 家財整理の場合:5万円。
 解体工事の場合:10万円。
〇申請における注意点
・申請は東京都の「空き家ワンストップ相談窓口」に相談した人に限定。
・原則、1年以上使用されていない住宅が対象。土蔵も住居に付属する構造物であれば対象になる可能性あるため、まずは相談してみましょう。

★都内自治体の老朽建築物除却助成制度

 都内には、昭和56年以前に建築された木造・非木造建築物の解体に対して補助制度を設けている自治体があります。そのなかには、土蔵も対象となる場合があるので、積極的に情報収集および確認をしてみてください。

【墨田区/都市防災既存建築物除却助成事業】
〇対象建物および対象者
 墨田区の不燃化助成制度対象区域内にある耐火建築物または準耐火建築物以外の建築物、昭和56年5月31日以前に着工された建築物。
 その建築主となる個人・中小企業者・公益社団法人および公益財団法人等。

〇補助率
 木造:2万1,000円/㎡。
 非木造:3万円/㎡。

〇上限額
 木造:210万円かつ工事費内。
 非木造:600万円かつ工事費内。

【台東区/東急建築物等の除却工事費用の助成】
〇対象建物および対象者
 昭和56年5月31日以前に建築された建築物で、耐震診断の結果、倒壊の危険性が高いと判断されたもの。
 その建築主となる個人・中小企業者・住民税を滞納していない者および法人(法人の場合は法人と道府県民税)。

〇補助率
 除却工事費用の3分の1以内。

〇上限額
 50万円。

【練馬区/防災まちづくり事業(旧耐震住宅の除却)】
〇対象建物および対象者
 昭和56年5月31日以前に建築された、密集事業対象地区(貫井・富士見台・桜台東部)や防災まちづくり推進地区(田柄・下石神井など)にある住宅(木造・非木造)。
 区税を滞納していない所有者。

〇補助率
 除却工事費用の4分の3。

〇上限額
 150万円。

〇その他
 ・建築物に重大な違反がないこと。
 ・解体後は更地にすること。
 ・建て替えを伴う場合は別途補助あり(最大290万円)。

土蔵の解体の流れ

 土蔵の解体は、一般的な家屋の解体とは少し異なる点があります。施主の立場となる方も、その点を理解しておくと業者との話し合いなどもしやすくなるでしょう。

 一般的な木造家屋の解体の流れ等について、こちらのコラムで解説しています。相違点などを確認するためにも、こちらのコラムを参考になさってください。

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木造の建物を解体するには。手順や流れを分かりやすく。

残置物の確認と処分

 最初に、土蔵の中に残っているものがないかどうかを確認してください。
 解体工事をスムーズに始めるには、土蔵のなかを空っぽにしておくことが重要です。また、そうすることで、解体費用を抑えられます。
 長年使われていなかった土蔵には、何が、どのくらい入っているかも把握できていないことが多々あります。まずは内部を見て、価値のあるものの有無、自分たちで引き続き持っておくもの、買い取り業者やリサイクル業者などに処分を託すもの、廃棄処分するものなどの目安を付けておきます。

業者の選定と見積り

 解体業者を決定するに先立って、その候補となる複数の業者を選定して相見積りをとることをお勧めします。
 解体工事費用には定価がなく、業者や解体する建物の構造、周辺の環境などによって異なります。そのため、複数の業者から見積りをとって比較検討することで、おおよその相場を知ることができるとともに、そのための業者とのやり取りを通じて、誠実に対応してくれる業者か否かを判断することも可能になります。
 土蔵内の残置物を処分する際の買い取り業者を選ぶ際にも、同じようにして選定するといいでしょう。

現地調査

 より正確な見積りを出してもらうためにも、現地調査は必要です。現地調査では、次のことに重点を置いてチェックします。

・土蔵の壁の厚さや老朽化の程度。
・重機搬入スペースの有無。
・隣接する建物や敷地への影響の有無や程度。

見積りの確認・業者を決定

 各業者から届いた見積り書は、合計金額だけではなく工法やその具体的項目と各単価等の詳細もしっかり確認してください。
 費用があまりにも他社と比較して安すぎる場合は、必要な項目が抜けていたり、廃棄物を正しく処理していなかったり、どこかで手抜きをしている可能性があります。また、見積りの段階であえて加えずに、追加工事・追加費用として最終的に費用を引き上げる業者もなかにはいますので、十分に確認することが大切です。
 また、この段階で疑問点などがあれば、しっかり業者に確認してください。このときに応えが曖昧だったり、必要な情報の提供がなかったりしたら、その業者は避けたほうがいいでしょう。

 見積り書を読み解くためのポイントについて、こちらのコラムで詳しく説明しています。ぜひ、参考になさってください。

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解体見積り書の見方と注意点について

残置物の撤去

 土蔵内に残っている不用品等を着工までにすべて処分しておきます。このとき、自分たちで処分できるものは、できるだけ自分たちで処分することで、解体費用も抑えられます。
 このとき、どうしても自分たちでは処分できないようなものがあり、買い取り業者なども対応が難しいようなものがあったら、解体業者に相談してみましょう。ものによって料金が発生する可能性がありますが、効率よく工事に移ることができます。

足場や養生の設置

 土蔵内の残置物の処分が済んだら、工事に先立って足場と養生シートの設置を行います。これらは解体工事によって発生する粉塵や騒音を可能な限り抑えるために欠かせないものであり、作業員の安全を守るためにも大切なものです。

屋根の解体

 まず屋根の瓦の撤去から着手します。
 土蔵の多くは、高所作業であるとともに壁と屋根が離れている構造になっています。そのため、慎重に手作業で屋根の解体を行います。老朽化が激しいものであれば、なおさら慎重な作業が必要になります。

土壁の解体

 瓦を取り除いた後、重機や手作業を併用しながら土壁の解体に移ります。
 土壁には藁や土が混入していて、それらの分別も必要になるため、非常に悲観と手間暇がかかる作業になります。

廃材の分別・処分

 最終的に土蔵の解体によって排出された廃棄物を分別し、トラックでそれぞれの処分場へと搬出・搬入します。

整地

 解体工事が終了し、廃棄物の搬出等が済んだら、最終的に重機を使用して整地します。

現場確認・引き渡し

 整地が終了したら、施主様による現場確認を行い、引き渡しとなります。現場確認では、依頼通りの整地がなされているか、周辺の掃除・整備がきちんとなされているか、隣家への影響や廃棄物処理などがしっかり行われているかを確認します。

 建物滅失登記については、こちらのコラムをご覧ください。

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解体後の建物滅失登記をご説明。申請方法はこのコラムを読めば安心。

支払い・建物滅失登記

 後日、業者から建物滅失登記に必要な書類や産業廃棄物処理が正しく行われたことを示すマニフェスト伝票などを受け取り、解体費用を支払って完了となります。

まとめ

 一般の家屋とは異なる構造の土蔵は、解体工事においてもその特殊性や防災リスクを含めて慎重な現地調査や解体計画、段取りなどが必要になります。それだけに、解体費用がかさむ要因がいろいろあります。
 解体費用は土蔵の状態や規模、立地条件などによって異なりますが、施主様があらかじめその特徴や流れ、費用の相場などを知っておくことで、スムーズに工事を進めることが可能です。
 施主様ご自身が解体工事現場に立つことは多くありませんが、マトイでは施主様と一緒に解体工事を進行している気構えで常に臨んでいます。どうぞ、マトイを解体工事のパートナーとして、不安点や疑問点などどんどんお話しください。安心・安全な工事を共に進めていきましょう。
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記事の監修

株式会社マトイ 営業担当菅野

株式会社マトイ営業部の菅野です。コラムの監修をしております。
実際に仕事の中で経験したこと、調べてより勉強になったこと、両方を読んでくださる皆さまと共有できたらと思っています。
解体は初めてのご経験という方、とても多いのではないでしょうか。
ご不明な点やご要望、疑問に思われていることはございませんか。
どんな些細なことでも丁寧にお答えいたします。お気軽にお問い合せください。

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