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解体工事の立ち会いとは? 施主様立ち合いとそのポイント

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 解体工事では、その計画を立てることから、業者の選択、そして予算の検討など、施主様はいろいろなことを行わなくてはなりません。その1つに「立ち会い」というものがあります。これは施主様と業者が工事現場で一緒に工事の各段階で必要な打ち合わせや確認を行うことです。今回は、この立ち会いについて説明します。

解体工事の際の立ち合いについて

 一般の方々にとって、解体工事は人生のなかで何度も経験するものではありません。それだけに、業者が使う言葉1つ取っても聞きなれないものであることがほとんどだと思います。「立ち会い」についても、<一体、何のこと?>と戸惑うこともあるでしょう。

「立ち会い」とは何をすること?

 そもそも「立ち会い」とは、その言葉どおり「その場に臨むこと、その場に集まること」です。解体工事の場合は、工事現場に業者と施主様とが一緒に集まって、諸々のことを打ち合わせたり、確認したりします。
 施主様のなかには、業者を決めたらそれ以降はすべて業者が進めてくれる、と思っている方も少なくはありません。施主様の事情によってはそういうこともありますが、できるだけ立ち合いの意義を理解していただき、立ち会っていただくことは大切です。

立ち会いの意義

 「施主様と業者が現場に立ってコミュニケーションをとる」ことを目的とした解体工事の立ち会いには、次のような意義があります。

① 現場の状況を施主様と業者が一緒に確認して、問題となる個所などの共通認識を図る。
 解体をしようとする家屋やその敷地には、図面や資料からは把握しきれないこと、施主様ご自身も気づいていなかった状態や問題点が潜んでいる場合があります。実際に現場を施主様と業者とで見て、確認することで同じようにそれを把握し、理解することが大切です。

② 施主様の工事に対する要望を、実際に現場に立って具体的に示すことで、より正確に業者に伝えられる。
 施主様の要望を業者に伝える機会は、立ち会い以外でもいろいろとあります。マトイでも、「気づいたとき、思いついたときに、いつでもご連絡ください」と申し上げています。しかし、それだけだと、食い違いが生じる場合があります。実際、一緒に現場に立って、その部分を双方で見ながら、「この木はこのまま残しておいてほしい」とか、「このブロック塀のここからここまではお隣の家の所有になるので、このままにしておいて」といったやり取りを現場で行うことで、食い違いが生じることを防げます。

③ 現場を一緒に見ながら業者から見積り内容の説明を受けることで、見積りに関する疑問点を解消できる。
 解体工事の見積り書にかかれている内容は、施主様をはじめとした一般の方々にはわかりにくいものが多いと思います。その場合、最初の現地調査の段階で一緒に立ち会っていただくことによって、業者も見積り内容やその項目・金額について説明しますし、施主様からもわからない点や疑問点などを聞いていただくようにしています。それによって、その後に提出する見積り内容もより分かりやすく、かつ納得がいくのではないでしょうか。もちろん、見積り書を実際にご覧いただいた際にも、ご不明点などの説明は行いますので、どうぞお気軽にお尋ねください。
 なお、解体工事は、工事着工前の現地調査の段階、解体工事施行中の段階、解体工事完了後の段階の3段階に分けられますが、それぞれに立ち会いをすることで納得のいく工事となるでしょう。

立ち会いのメリットとデメリット

 解体工事において立ち会いを行うことは大切なことであり、大きなメリットがあります。もちろん、若干のデメリットもありますが、このメリット・デメリットを比較してみても、立ち会いの重要性がわかると思います。

【立ち会いのメリット】
 立ち会いには次のようなメリットがあります。

① 業者と施主様との食い違いを予防できる。
 隣家との境界線、解体の範囲や残しておきたいもの、等の要望を工事前に施主様が業者にはっきりと伝えることで、実際の工事での食い違いを防ぐことができます。また、工事中の立ち会いでは、もしも何らかの食い違いが生じていたらそれに気づくこともできます。また、地中から事前調査ではわからなかった埋設物などが出てきたり、何らかの事情で要望通りの工事ができなかったりした場合には、現場で立ち会い、その状況や追加工事・追加費用などについて業者の説明を聞くことで、より納得することができます。

② 業者の人柄やマナーなどを確認できる。
 業者の選定にあたっては、すでに担当者の人柄や連絡のやり取りなどから、業者の良し悪しを判断して依頼に至っているはずです。それでも、施主様としては工事による騒音や埃だけでなく、作業にあたる作業員が近隣の方々にご迷惑や不快な思いをさせていないか、ということも不安の1つにあるかもしれません。もしも、事前の打ち合わせや現場責任者などとのやり取りを通してもそういった不安があるようであれば、工事中の立ち会いで作業員の様子を見ることで確かめ、安心できるでしょう。

③ 疑問点を解消できる。
 人生において何回も経験するわけではない解体工事では、どんなに納得したつもりでも、折々に不安や疑問点がわいてくることがあるでしょう。そういったことも、立ち会いして担当者に説明を聞いたり、現場の様子を確認したりすることで解消できます。

【立ち会いのデメリット】
 立ち会いのデメリットには、施主様が立ち会いのためのスケジュールを調整する時間と立ち会いのための時間が割かれる点にあります。それ以外のデメリットは、あまり見当たりません。立ち会いについてはメリットに比べてデメリットはとても少ないです。

立ち会いのタイミングとそのポイント

 では、立ち会いを行うタイミングについて説明します。立ち会いは施主様が好きなときに突然現場に出向いたら行える、というものではありません。基本的には、業者の営業担当者や現場責任者(監督)とともに現場を見ることになります。そのため、施主様の都合を中心に、営業担当者と現場責任者(監督)の予定、そして現場の状況を合わせみながら決定することになります。
 なお、立ち会いを行うタイミングには次の3点があります。

① 見積りのための現地調査時
② 解体工事中
③ 解体工事完了時

 それぞれについて、説明していきます。

見積りのための現地調査時の立ち会いとそのポイント

【立ち会いの意義】
 工事に着工する前に行う現地調査は、解体する建物の状態や敷地および周辺環境などを調べて、それをもとに工事費用を見積る大切なものです。
 そして、この段階で施主様が一緒に立ち会うことは、とても重要な意義があります。それはここに至るまでに説明してきたように、

① 家屋だけでなく、物置・庭木・塀・ガレージなどの付帯設備を含めて、どこまで解体してほしいか、残してほしいものはあるか、残してほしいものはどれか、など施主様の要望をしっかりと伝える機会である
② 業者による費用の見積りについて、現場の建物や敷地内の状況と照らし合わせながら、工事の流れや工期などの説明を受けることができる
③ 業者に見積り内容やその費用について、質問や要望・交渉をすることができる
④ 図面だけではわかりにくい追加工事の可能性やそのための確認事項などを、現場に立って確認できる

【所要時間】
 現場の状態によって異なってきますが、一般的には30分から1時間前後要するものとされています。しかし、解体する建物が大きい場合や庭木や庭石、広いガレージや物置などの付帯するものが多いと、その分、確認事項が増えるために、立ち会い時間も長くなりがちです。
 さらに業者による違いもあります。マトイの場合は、隣家への影響を与えそうな部分―例えば境界にある塀や庭木などを含め、工事前の記録としての撮影や計測などをできるだけ細かく行うため、1時間~1時間半近くかかる傾向にあります。
 このように所要時間は現地の状態や業者によっても異なります。施主様のスケジュールの都合もあるため、事前にどのくらいの時間がかかるかを、業者に確認してから立ち会いの予定を組むとよいでしょう。

【施主様が準備しておくべきもの・こと】
 建物や敷地の図面やそのコピーを準備しておくといいでしょう。現地の確認はもちろん、そこに隣家との境界線や解体するものや解体する範囲などを立ち会い時に書き込むことで、施主様と業者の双方が、はっきりとその内容を共有できるからです。
 しかし、親世帯の家や、代々続いてきた古い家や敷地になると、そうした図面がない場合もあります。しかし、図面がないと見積りや立ち合いができないわけではありません。事前にそのことを業者に伝えていただければ準備をしておきますので、心配は無用です。

【立ち会い時の留意点】
 立ち会いのなかでも、この現地での立ち会いは作業内容と費用に直結するとても重要なものです。しっかりと施主様の意図を伝えられないと、後々、工事内容の食い違いなどを引き起こしかねません。
 しかし、いざ現地に立った際は、いろいろなことに気が回って、逆に業者に伝えるべき点を伝え落としたり、説明が足りなくて誤解が生じたり、といったことが起こる可能性があります。
 そうしたことを避けるために、ご自宅にいる際に、次のことをメモ書きしておくとよいでしょう。

① 解体する部分
② 残しておきたい部分
③ 現地で業者と一緒に確認しておきたいこと

 これらの点を1つひとつ箇条書きにし、立ち会いに持っていきます。そして業者に口頭で伝えるだけでなく、そのメモを見せて一緒に確認することで、伝え落としや聞き忘れといったことを防ぐことができます。
 なお、この時の立ち会いを「立ち会い見積り」ともいいます。こちらのコラムでも詳しく説明していますので、ご一読してください。

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解体工事中の立ち会いとポイント

【立ち会いの意義】
 解体工事中の立ち会いは必ずしも必要というものではありません。ただし、想定外の地中埋設物が出てきたような場合、施主様が現地調査時の立ち会いの段階で業者に伝え忘れた、工事が始まってから気になることが出てきた、担当者には伝えたもののどうしても気になってしまうことがある、といったことがあれば、工事中に立ち会って確認することができます。

【所要時間】
 その際の状況による。

【施主様が準備しておくべきもの・こと】
 とくにありません。ただし施主様ご自身で、写真を撮っておきたい、メモしておきたい、などのご希望がある場合は、それに応じて準備してください。

【立ち会いの留意点】
 工事中は危険です。そのため、立ち会いを希望される場合は、事前に担当者にご連絡ください。担当者も帯同して、安全に立ち会いができるように準備します。

解体工事完了後の立ち会いとポイント

【立ち会いの意義】
 解体工事完了後に担当者とともに現場を確認し、当初の依頼通りに工事が完了されているかを確認します。

【所要時間】
 その現場の状況による。

【施主様が準備しておくべきもの・こと】
 とくにありません。ただし施主様ご自身で、写真を撮っておきたい、メモしておきたい、などのご希望がある場合は、それに応じて準備してください。

【立ち会いの留意点】
 完了時の立ち会いでは、工事内容の確認とその後の申請手続きに必要な書類の受け取りが必要です。
 工事内容の確認では、
① 整地の状況
② 現場がきれいに清掃されているか
③ 隣家等への損傷がないか

を確認します。そのうえで、隣家に対しては、無事に工事が終了した旨を伝え、協力してくれたお礼を述べておくことで、その後のお付き合いも支障なくできるでしょう。
 また、必要書類に関するやり取りには、廃棄物処理のマニフェストに関する書類と解体工事後にはその建物が解体されてなくなったことを法務局に「建物滅失登記」という手続きに必要な書類のやり取りが行われます。
 工事終了後に廃棄物処理に関するマニフェスト表にきちんと処理されている印である業者のサイン・受取印・日程の記入がされていることを確認します。また、建物滅失登記については、その後の手続きに必要な取り壊し証明書を業者から受け取ることも必要です(立ち会いが難しい場合は、郵送致します)。
 解体工事にはさまざまな届け出が必要になります。この項目に挙げた廃棄物のマニフェストに関しては、工事着工前の手続きに続くものです。こちらのコラムで、それらを含めた各種届出について説明していますので、参考になさってください。

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立ち会いができない、難しい、といった場合の対処法

 ここまで立ち会いについて説明してきました。
 しかし、施主様のなかにはどうしても立ち会いのための時間を取ることができない方や、現場が遠方で立ち会えない方もいらっしゃいます。その場合、業者によってはリモートで現地調査の状況を施主様に伝えることもできますのでご相談ください。
 ただし、できれば立ち会いを行っていただいた方が、より納得のいく解体工事ができます。もしもご都合で、短時間しか立ち会えない場合は、どの程度の時間であれば立ち会えるかを担当者にお伝えください。その前に現地調査を行い、施主様にお伝えすべき点、ご確認いただいた方がよい個所などをまとめて、その時間内にお伝えし確認していただけるように調整します。
 なお、すでに3つの立ち会いのポイントがあることを説明しました。この3ポイントはすべて立ち会わなくてはならないものではなく、優先順位があります。また、その優先順位も立ち合い可能な範囲にお住まいの方の場合と、現場が遠方で立ち合いが難しい方の場合とで異なってきます。次の表にそれをまとめてみました。

立ち会いポイント

現場が近い場合の優先順位 現場が遠方の場合の優先順位
見積りのための現地調査
解体工事中
解体工事中に地中埋設物が出てきた場合 最大 最大
解体工事完了時

 現場に足を運ぶことが可能な範囲にお住まいである場合、見積り時の現地調査の段階で立ち会っていただくことを優先するとよいと思います。
 もしも現地から地中埋設物等が出てきた場合は、そちらの立ち会いはぜひお願いします。理由は、施主様の目でどのような埋設物が出たかを確認していただくと、その後追加料金がかかった場合も納得してお支払いいただけるからです。地中埋設物は予期するのが難しく、業者としても心苦しいですが追加のご請求になってしまいます。もちろん写真などで確認していただくこともできますが、実際に見ていただいたほうが皆さま納得してくださると経験上考えます。
 遠方にお住まいの方は、現場に土地勘のある地元の信頼できる業者に依頼することで、ある程度、現地調査などを任せることが可能です。また、リモートや電話などを用いて連絡を取り合うことも可能です。しかし、解体工事終了後の最終的な状態は、書類のやり取りもありますが、整地状況などを含めた現場の状態を、施主様ご自身で確認することをお勧めします。なぜならば、工事終了後の整地などの状況によって、その後に家を建てたり、土地を売却したりすることに影響が出るからです。遠方だと、足を運ぶのは大変ではありますが、1度は足を運ぶことをお勧めします。
 このように現場が遠方になる場合は、業者選びにも気を使います。こちらのコラム内に業者を選ぶ際のポイントを説明していますので、参考になさってください。

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まとめ

 今回は立ち会いについて説明してきました。立ち会いは施主様にとっても大切なものではありますが、施主様にとっては「時間を割かれる」という負担も大きいと思います。ですが、より納得のいく工事を行うためには、とても大切なものであるため、今回のコラムでその必要性をご理解いただけると幸いです。
 しかし、それでも折々に疑問点や不安なことが浮かんでくるのが正直なところでしょう。いくら立ち会いを行っても、その後からも「あれはどうなる?」と心配になることがあることと思います。マトイではいつでも、そうした施主様の疑問や心配にお答えしていますので、立ち会いに限らずお気軽にご連絡をいただいています。また、工事中も、細かく進捗状況などを施主様にお伝えして、ご安心していただいています。それは解体工事を検討している方に対しても同様ですので、どうぞお気軽にお声掛けください。
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記事の監修

株式会社マトイ 営業担当菅野

株式会社マトイ営業部の菅野です。コラムの監修をしております。
実際に仕事の中で経験したこと、調べてより勉強になったこと、両方を読んでくださる皆さまと共有できたらと思っています。
解体は初めてのご経験という方、とても多いのではないでしょうか。
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